アイコムIC-R6の使い方/初心者でもこの操作でエアバンド無線受信できます。

 アイコム IC-R6 エアーバンドスペシャル 

エアバンド受信用にレシーバーを購入した無線超初心者の私。購入したのは、アイコムのIC-R6。最初は、キーボード付きが良いと思い、アルインコのDJ-X81を考えましたが、秋葉原のショップでスキャンの速さなどで奨められ、IC -R6を購入しました。結果としては、IC-R6で正解でした。コンパクトで取り回しが良いし、しかも実際キーボードは使わないし。
私のような超初心者でも、これだけ知ってれば快適にエアバンド受信できる操作方法を紹介したいと思います。長文ですがお付き合い頂けましたら幸いです。

私のIC-R6は、エアーバンドスペシャルです。これから紹介するのは、エアーバンドスペシャルモデルでプライオリティスキャンを使い、VFOモードでプログラムスキャンしながらメモリーチャンネルの特定のチャンネルを約5秒に一回受信する使い方です。例として成田空港で使用されている周波数を一通りスキャンしながら飛行場管制(タワー/RWY16R及びRWY34L)の交信を受信します。

※操作方法は、あくまで私のIC-R6エアーバンドスペシャルでの使い方です。液晶画面表記が異なったり、手順が異なる場合がありましたらご容赦ください。また、この手順は超初心者の私が私なりにトライして行っている手順です。もし、もっと良い方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示くださいませ。

大きくステップを分けると、
1.プログラムスキャン用チャンネルに周波数の下限/上限を登録する
2.メモリーモードで飛行場管制の交信を受信できる状態にする
3.プライオリティスキャンの設定 の3つの工程です。
それでは、どうぞ。

 初心者でもエアバンド無線受信できる手順 

 1.プログラムスキャン用チャンネルに周波数の下限/上限を登録 

先ず、VFOモードでプログラムスキャン用チャンネルに成田空港で使用されている周波数の下限と上限を登録します。

【ステップ1】

「V/M」を押しVFOモードにします。液晶の右端に何も表示が無い状態がVFOモードです。

アイコム IC-R6 「V/M」を押してVFOモードにします。「DIAL」を回し周波数を118.200に合わせ

【ステップ2】

スキャンする周波数の上限と下限を設定します。「DIAL」を回し周波数を118.200に合わせ

アイコム IC-R6 スキャンする周波数の上限と下限を設定します。

「V/M」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押しします。※ピッ、ピーと鳴ったらすぐに指をはなします。

アイコム IC-R6 「V/M」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押しします。

【ステップ3】

「DIAL」を回し下限の周波数を登録する「10A」を表示させます。この時右側の表示がなかなか出てこず、左の周波数がどんどん変化していきますが、気にせず「DIAL」を回してください。私はこれに違和感があり、セットモードになっていないと思い②の作業を何度も繰り返しましたが、②でピッ、ピーと音が鳴り液晶の右側に「MR」が点滅していれば問題ありません。

アイコム IC-R6 「DIAL」を回し下限の周波数を登録する「10A」を表示させます。

【ステップ4】

「10A」が表示されたら「V/M」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押しします。これで下限周波数の設定ができました。

アイコム IC-R6 「10A」が表示されたら「V/M」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押しします。

【ステップ5】

次に上限周波数です。「DIAL」を回し周波数を125.800に合わせ「V/M」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押しします。※ピッ、ピーと鳴ったらすぐに指をはなします。

【ステップ6】

「DIAL」を回し上限の周波数を登録する「10B」を表示させ、「V/M」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押しします。これで上限周波数の設定ができました。

 2.メモリーモードで飛行場管制の交信を受信する状態にする 

次にメモリーモードで成田空港の飛行場管制(タワー/RWY16R及びRWY32L)の交信を受信する状態にします。

【ステップ7】

「V/M」を押しメモリーモードにします。液晶の右端に「MR」と表示されている状態がメモリーモードです。

アイコム IC-R6 「V/M」を押しメモリーモードにします。

【ステップ8】

「FUNC」を押しながら「BAND」を何度か押し『M NAME』を表示させます。

アイコム IC-R6「FUNC」を押しながら「BAND」を何度か押し『M NAME』を表示させます。

【ステップ9】

「MODE」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押しします。

アイコム IC-R6「MODE」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押しします。

【ステップ10】

「DIAL」を回し「KANTO」を表示させます。
※「KANTO」メニューは2つあります。見た目の違いはありませんが、中身はBバンク/Cバンクとなっており、別ものです。成田はCバンクの方ですが、「SINETU」(Aバンク)→「KANTO」(Bバンク)→次に出てくる「KANTO」がCバンクです。

アイコム IC-R6 「DIAL」を回し「KANTO」を表示させます。

【ステップ11】

「MODE」を押します。Cバンクのスキャンが始まります。「MODE」を押してスキャンを止めます。

アイコム IC-R6 「MODE」を押します。Cバンクのスキャンが始まります。「MODE」を押してスキャンを止めます。

【ステップ12】

「V/M」を何度か押して液晶表示をこの状態にします。画面右のC××は任意です。

アイコム IC-R6「V/M」を何度か押して液晶表示をこの状態にします。

【ステップ13】

「DIAL」を回しチャンネルを「C31」にします。

アイコム IC-R6 「DIAL」を回しチャンネルを「C31」にします。

以上でメモリーモードの設定終了です。

 3.プライオリティスキャンの設定 

次はプライオリティスキャンの設定です。

【ステップ14】

「TS」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押しします。

アイコム IC-R6 「TS」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押しします。

【ステップ15】

「DIAL」を回し「PRIO」を表示させます。

アイコム IC-R6 「DIAL」を回し「PRIO」を表示させます。

【ステップ16】

「FUNC」を押しながら「DIAL」を回し「ON Pr」を表示させ

アイコム IC-R6「FUNC」を押しながら「DIAL」を回し「ON Pr」を表示

「FUNC」から手を離し「TS」を押します。

「FUNC」から手を離し「TS」を押します。

【ステップ17】

「MODE」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押し後、

アイコム IC-R6 「MODE」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押し後、「DIAL」を回し「PROG10」を表示させ「MODE」を押します。

「DIAL」を回し「PROG10」を表示させ

アイコム IC-R6 「MODE」をピッ、ピーと音が鳴るまで長押し後、「DIAL」を回し「PROG10」を表示させ「MODE」を押します。

「MODE」を押します。

アイコム IC-R6 118.200~125.800の周波数のスキャンと成田空港の飛行場管制(タワー/RWY16R及びRWY34L)のプライオリティスキャンが始まります。

118.200~125.800の周波数のスキャンと成田空港の飛行場管制(タワー/RWY16R及びRWY34L)のプライオリティスキャンが始まります。

ご参考までに。

成田の飛行機撮影ポイントを調べたい方はこちらをどうぞ

アイコムIC-R6の使い方/初心者でもこの操作でエアバンド無線受信できます。」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: IC-R6の使い方/最少操作でエアバンド受信 | MGT Greenjet 飛行機撮影記

  2. ピンバック: IC-R6のプリセットメモリーが消えた、そして復活へ | MGT Greenjet 飛行機撮影記

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