2波同時受信出来る高級機
こんにちは。とちのすけです。本日は、久しぶりに無線受信機のお話。機種は僕が最近愛用している、アルインコのDJ-X11A(エアバンドスペシャル)です。高感度、2波同時受信出来る高級機の実力、使い勝手はどんなもんでしょうか。
DJ-X11Aのバッテリー
キーボード付きのハンディ機にしてゴッツイボディ。充電スタンドもゴッツイです。商品パッケージには乾電池用のケースが同梱されています。単3電池3本で動きます。2本で動くIC-R6やDJ-X8とはちょっと違います。バッテリーの持ち時間ですが、DJ-X8が丸1日使用しているとほとんど無くなるのに対し、DJ-X11Aは丸1日使用していても全然余裕があります。まだバッテリー残量が無くなるまで使いきったことはありませんが、バッテリーの安心感はIC-R6と遜色ありません。
DJ-X11Aのサイズ感
僕が持っている3機の大きさを比較してみたところ。左からDJ-X8、DJ-X11A、IC-R6。IC-R6と比べるだいぶデカイ。DJ-X8とはほぼ同じ大きさに見えますが、DJ-X11Aの方が厚みがあります。DJ-X11Aはやたらとツマミがデカイですね。
液晶画面は、アルインコのDJ-X11A、DJ-X8が2行しか表示できないアイコムのIC-R6よりも一回り大きい。この見た目の分かりやすさは圧倒的アドバンテージです。特にDJ-X8のメモリーモードでの表示は空港名と周波数が表示されています。これは素晴らしい。DJ-X11Aだとそこまでは無理。それでもDJ-X11Aでは例えば「成田国際空港のTW(タワー管制)」まで漢字を含めて表示されるので、十分な使い勝手であると言えます。
DJ-X11Aのベルトクリップ
3機の裏側。左からDJ-X11A、DJ-X8、IC-R6。ベルトクリップの形状はそれぞれ異なりますが、DJ-X8、IC-R6はベルトに引っ掻けるタイプ。DJ-X11Aはベルトに通すタイプです。ココは正直DJ-X11Aの使い勝手が最も悪い。
DJ-X11Aのベルトクリップの場合、アンテナとかが何かに引っ掛かったりした時に、ベルトから外れてしまう可能性が一番低そうなので安全性は高そうですが、面倒ではあります。使い勝手としてはクリップにバネが入っているDJ-X8が一番良いと思います。
DJ-X11Aの感度は
肝心の感度の方はどうでしょうか。僕が持っているDJ-X11A、DJ-X8、IC-R6の3機で比較すると、結論としてはDJ-X11Aがダントツで良いです。空港近くの屋外で使用しているとさほど違いは感じませんし、交信によってはDJ-X8、IC-R6の方がDJ-X11Aよりも先に通信を拾ってくることもあります。
実力差がハッキリしてくるのは、受信条件が悪いとき。例えば車の車内。つばさ公園の駐車場に停めた車内で受信していると、DJ-X8やIC-R6はほとんどまともに通信を拾えなくなりますが、DJ-X11Aは非常に安定して受信が可能です。あるいは移動中の車内。ココでもDJ-X11Aは移動中の車内と思えないほど安定して通信を拾えます。特に撮影ポイントが数多くある成田では、無線を聞きながら移動することが多く非常に重宝します。
付属のメモリーチャンネル一覧。
僕が愛用している第一電波工業のダイヤモンド 120/300 MHz帯エアバンド受信用ハンディアンテナ。全長47cmもあります。ちょっとガサ張りますが、これも快適なエアバンド受信をサポートしてくれる大事なパートナー。
DJ-X11Aの購入価格について
ちまたには、アイコムのIC-R30のようなもっと高級な機材もありますが、今のところ個人的にはDJ-X11Aで十分かなと思っています。価格的にはネットで探すと新品で4万円ちょっと。秋葉原の電気街に行けば3万円台で入手可能です。○○○○バシカメラさんのポイントバックを考えても全然お得に買えます。店員さんも詳しく説明してくれますよ!
最後までお読み頂き有難うございます。それでは、また!!