飛行機写真の世界観
宮崎空港RWY27にラインアップするANA B737を560mmで捉える。距離は約3km。蜃気楼の彼方みたいな向こうにいる飛行機は、ほどなく離陸滑走開始。宮崎を訪れたら、一番撮りたかった飛行機写真が今から実現するワクワク感。だから写真は楽しい。
さぁ飛行機が来る。周りには誰もいない。地方空港に来ると、たいていそう。空港内を大きなカメラバックと三段脚立を持って歩いているのは、ちょっと特異な人なのかもしれません。でもこの場所でしか撮れない、飛行機写真の世界観がそこにはある。
飛行機写真の奥行き
もうすぐエアボーン。飛行機のエンジン音はほとんど聞こえない。まだ右翼のウィングレットがはっきり見えない。そういう距離感。ところで夜来たらキレイだろうな、宮崎のRWY27エンド。三脚を持っていかなかったのを少し後悔。
浮き上がった飛行機の機体。これが僕が宮崎で一番撮りたかった飛行機写真だ。後方に着陸機も写り込みました。広大な滑走路の向こうは何も見えない。宮崎はこの何も見えないのが良いよね。果てしない飛行機写真の奥行きを感じられるショットです。
敢えて逆光の飛行機
目の前を飛び去る飛行機をズームリングを引きながら追う。この飛行機写真は敢えて逆光の滑走路北側から撮りました。宮崎のRWY27エンドの飛行機写真で、このアングルで撮っているパターンはあまり無いかもしれませんね。
最後の写真。ANA N737の右後方からショット。宮崎空港の西側は雲一つ無い見事な青空。同じ瞬間に撮ったとは思えないようなこの飛行機。全く同じ機材です。宮崎空港を出発した飛行機は、すぐに右旋回し羽田空港に向かう。Good Day!
最後までお読み頂き有難うございます。それでは、また!!
この写真の撮影ポイント・・・宮崎空港RWY09エンド
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